当社は、自動車のガラスに組み込まれる電装部品の製造・加工に特化した企業です。
ラジオやテレビのアンテナ用ハーネス、ガラスの曇りを防ぐための熱線用ハーネスおよび端子部品などを手がけており、国内の大手自動車メーカー各社の車両に広く採用されています。
年間出荷数は約2,000万点にのぼり、ISO9001に基づく品質管理体制のもと、車両の機能性や安全性を支える構成部品として確かな役割を担っています。
事業内容
カシメ作業
ハーネスの先端に端子を圧着するカシメ作業を行います。
金型に圧着用の端子を供給後、ハーネスの先端を所定の位置にセットし、フットペダルを踏むことで端子が圧着されます。
【設備】
手動供給カシメ機:6台
自動供給カシメ機(当社オリジナル):8台
電線加工作業
自動加工機を操作し、電線の切断や端子の圧着を行います。
加工数や加工内容を設定する事で、電線が自動で加工されます。
KODERA製 CASTUGNON C515:1台
J.A.M製 CPR-F-ZERO:1台
はんだ作業
端子にはんだを盛る作業で製品に応じた方法で作業を行います。
- 手盛り:ひとつひとつ手作業ではんだを盛る方法。
- 半自動機:部品のセットなど一部の工程を手作業で行い、はんだ盛りは自動で行います。
- 自動機:端子の供給からはんだ盛りまで自動機による自動生産を行います。
【設備】
手盛り:5台
半自動機(当社オリジナル):10台
自動機(当社オリジナル):15台
検査作業
加工後の製品に対して、目視や測定機器を使用し検査を行います。
寸法、外観など製品の仕様に合わせた検査を実施し、基準を満たした製品のみ出荷を行います。